2016 年の総括 (あるいは近況報告)

気付くと 2016 年も終わりを迎えつつあるらしく、驚きを禁じ得ない今日この頃です。

ちゃっかりサイトを HTTPS 化してたり、記事の一番下に GitHub の当該ファイルに飛べるリンクを追加したりと、どうでもいい手入れを細々としてましたが、本題のほうは書けるようなネタも無いかな…という感じで程よく放置してました…が、特に死んでたというわけではなく、ぼちぼちとコードを書いたり書かなかったりしてました。

簡単な振り返り (のようなもの)

今年を振り返るにあたり、4 月にライフベアに転職したのは間違いなく特筆すべきイベントかな、と思います。

会社全体でも、つい最近オフィスが渋谷に移転するという特筆すべきイベントがありました。移転に際しては、エンジニア チームとしても様々に関わり、心を砕く機会に恵まれまして、そういう新しい素敵な環境で 2017 年を迎え、仕事を進めてゆけるのはとても嬉しいことです。

(セミナー スペースも整備され、皆様とオフィスでお会いする機会も今後あるかと思いますので、どうぞよろしくお願いします)

Redis クライアントの件をすっかり放置してることの言い訳

今年始めの頃には Redis クライアントを作るぞ!…などと息巻いてたりしてたわけですが…

それまで、Redis をどっぷり使う環境下で、何とかして Redis と戦って便利に使わなければ…という思いがある一方で、自分の納得行く GUI クライアントが無いという事実を前にして、無ければ作るしかない…というのがモチベーションになっていましたが、現状、程々に使うくらいの環境に落ち着いてしまい、ある種の切羽詰まった感じであったり、現状に対して怒りや絶望を感じる機会が減ってしまった…要はモチベーションが萎えてしまった、という感じです。

使える、使いたいものが無いなら、もはや作るしか…というモチベーションを基にプロジェクトを進める、私は仮に “怒り駆動開発” などと称していますが、定期的に自分が使いたいと思うものが無くて困っている現状を再確認することでモチベーションを注ぎ足すことができるという便利さがあると思います。一方で、残念に思っている状況が維持される前提なりが変わってしまえば、モチベーションなんて簡単に無くなってしまうわけで、一長一短かなと思いますし、それに、自分の不満はとりあえず寛解したのは事実。

また Redis と気合い入れてやっていくような状況になれば、またやる気も再燃するでしょうし、ここでモチベーションが微妙な感じになってしまったというのも、それはそれで仕方のないことなのかなと。

最近取り組んでるネタのご紹介

それはさておき、怒り駆動開発 (仮称) のネタとして、最近は Slack のクライアント ライブラリを書いたりしています。

最初は .NET 環境で動く Slack bot を作ろうとしていたはずなのですが、良い感じに動いてくれそうなライブラリが見当たらず…。Slack のサイトでは SlackAPI ライブラリ というのが代表として紹介されているのですが、このライブラリ、ユーザやチャンネルの一覧を内部で保持して、リアルタイム API のレスポンスに応じて内容を更新している一方で変更通知を受け取れなかったり、仕方ないのでレスポンス受信のタイミングでフックを仕掛けて変更を取得しようにも、ユーザ側でフック ポイントに処理を追加できなかったりするみたいで、良い感じに活用できない作りになっており、残念な感じです。

どれもこれもこんな感じらしく、どうもしっくりくるものが無い以上、無いなら作るしかない…ということで、仕方なく (?) ちまちまと作っている次第です。今月中にそれなりに完成したものを表に出せるかな…と思っていたのですが、例によって進捗はまだ “それなり” となっておりまして…プライベートのプロジェクトがそう簡単に進捗してくれるわけないことくらい十分認識しているので、別にもう諦めてますが。

というわけで、あと 1 時間ほどで完成させるのは諦めて、新年の書き初め代わりにリポジトリでも公開しようと思っております。

まとめ

来年に向けて、もう少し完成の見込みのありそうな進捗のネタを用意してます!