二郎 (等) の旅 in 北海道

せっかく自由に休みが取れる身分になったので、(前回退職時に平日旅行を楽しんで良い思いをしたこともあり) 今回も旅行に行くことに…もちろん、二郎全店制覇の旅のラスト ピースを埋める旅にしなければならないのは、残り 1 店を残した身にとっては半ば義務みたいなものなので、7 月 29 日から 2 泊 3 日で北海道へ行ってきた。

(写真のせいで縦に長い記事です)

目的

  • 札幌二郎を食って全店制覇をキメる (絶対目標)
  • 日頃不足気味な魚介類を食って至福の瞬間を得る
  • 湯に浸かり仕事の疲れを消滅させる

1 日目

初日は早朝便で北海道に着き次第すぐさま余市に向かい、とりあえず定番らしい柿崎商店 海鮮工房へ。積丹まで足を伸ばすことも考えたのだけど、簡単に帰ってこれないという問題は二郎に差し障りがあるので今回は無し。(こういうところでペーパードライバーの悲しさが出てくる)

頑張ってなる早で来たのだけど、目ぼしいうに丼メニューも売切間近で、普通の白カップうに丼しか無かったのが残念だったとはいえ、それでもなかなか美味いウニを掻っ込んで北海道に来た感を早速得る。

もう少し堪能したいなとも思ったが、まあ妥当な量かなという程度のランチサイズでした (あくまで二郎が目的なので、他のところでは無理しない)

で、せっかく余市に来たので、ニッカウヰスキー 余市蒸溜所へ。

日頃あまりウィスキーを好んでは飲まないのだけど、この手の施設で勉強させてもらえば見方も少しは変わるかな…と思い訪れた次第。目論見通り、ウィスキーへの認識を改める良い機会になった。博物館内の、ウィスキーの熟成が進んでゆく過程を香りで比較できる展示は実に理解しやすかったし、その後原酒を試飲して衝撃が走るまでの流れも良く出来てた。有料試飲を飲みすぎて無料試飲が入らなかったのは完全に失策だったとしか言いようがないが、仕方ないかと許せてしまう感じ。

その後小樽に戻り、申し訳程度の観光要素な運河ツアーに。夜の方が昼より遥かに見栄えが良い感じだったので、ちょうどナイトツアーが始まるタイミングで申し込めたのは運が良かった。

夕食はとりあえず寿司かな…ということでおたる政寿司 ぜん庵で美味い寿司を堪能。寿司も美味かった (特に海水うにと、追加でオーダーしたキンキは絶品) のだけど、イカソーメンという名の、卵黄とウニを溶いた汁でイカを喰らうという、なんともけしからんメニューの存在が強烈。

2 日目

2 日目は札幌で二郎を食う!はずが、まさかの午前の部臨休…まさかの旅の目的喪失の危機だったが、3 日目も札幌に行くスケジュールだったので九死一生を得、腹いせに北海道の名物らしいスープカレーとやらを食いに soup curry Suage+ へ。スープカレーというものを今まで知らないで生きてきたのだけど、これ本当にスープなのね…

そして野菜が、肉がめっちゃゴロゴロ入ってて美味い!さらにオススメトッピングらしいチーズ on ライスがまた良い味出しててとても良い!普通に美味すぎてもっとライス増やせばよかったと後悔したが後の祭りであった。

そして湯に浸かるために一路登別、滝乃家別館 玉乃湯へ。湯に浸かり、浸かり、夕飯を喰らう!

コースオプションのステーキは素敵なくらい美味いし、他のメニューも最高、そして飯食っても湯に浸かり、この世の天国を満喫することに成功。

あんまりにも天国すぎるのも良くないと、近傍の地獄谷へ散策したが、日頃運動しない人間にはまさに地獄というほかなかった上に、もっと明るいうちに行っておけばよかったと後悔。

ひと通り見るもの見て、さっさと宿という名の天国に逃げ帰った次第。

3 日目

バスの時間に何とか間に合わせて札幌に急ぎ舞い戻り、タクシーを使ってまでの急行で最重要目的であるところの二郎へ。2 日連続で憂き目に遭ったら…と気が気でなかったが、何とか二郎遠征のラストピースを得ることができ、ここに長かった二郎の旅は完結…!

(ちなみに 2 日目も二郎ダメだったら帰りの飛行機キャンセルして連泊する心積りでした)

札幌二郎は、まずはとにかく麺のもっちもち具合が非常に印象的。強めのカネシ味と一緒にすいすい食い進められる。そして豚は赤味中心なのだけど実によく味が染みててホロホロと柔らかい仕上がり…要はとても良い二郎でした。が、この瞬間の自分にはいかんせん量が多く、最後はかなり辛い思いをする羽目に…全店制覇の直前の最後の試練感があった。

反省点・まとめ

  • 北海道も昼の日差しは普通に暑い
    • とはいえ日陰とか夜は夏が来てないんじゃないかってくらいの涼しさで、東京に帰ってから絶望を味わった
  • 暑さで人間はやる気を失い、食欲が減退する
  • 最終目標を達成すると何もする気がなくなる
  • gdgdな旅行だったが、二郎とか美味いもの食えていい湯だなできたので最高

とりあえず目標をひと通り達成できれば何も問題は無いということの好例だった。(次の旅行は絶対夏以外に行く)