Unity Editor の便利?機能: Editor Log

今日のまめちしき。Unity でビルド走らせたときに、意味不明なビルド エラーが出て、そもそもどのあたりで止まったのかもイマイチ分からないような状況で役に立つこともある…かもしれない?

ビルドに失敗して頭を抱える事態になったときは… Console タブを右クリックして Open Editor Log を選択すると、既定のテキスト エディタで大量・冗長・不明瞭の三拍子揃ったログが表示されます。

手順

unity-open-editor-log.png

-batchbuild モードで吐き出される、やたら長ったらしくて重要な内容がどうでもいい内容に隠されてしまうログと同内容です。いちいちエディタ上で上手くいかなくて、詳細な解析が必要ということでコマンド ラインでビルドし直さなくてもお手軽にログを出力できるのは便利ですね。役に立つかは別問題ですが

効能

  • にっちもさっちもいかなくなって、藁をも掴む思いになったときの藁の役目になる
  • loglevel という人類の発明を完全無視した Unity エディタのロギングの残念さを再確認するきっかけになる
  • 全く気付かなさそうなところにこっそりと挟み込まれたメニュー項目に気付くことで、つらさの中にちょっとした幸せが生まれる

本来はエディタ側が分かりやすくビルド ログをあとで見返せるように出力し、エラーが起きたら適切に状況を開示するのが本来あるべき姿だということを鑑みると、便利だなんて全く言えないことに気付くのですが、そんな細かいこと気にしてたらやっていけない気がしました。